熊八さんデカ過ぎっ!驚き満載のおもしろ空間「油屋ホテル」

別府駅前の油屋熊八さんの像&手湯がホテルになっている……
って、どういうこと?

 

説明に書いてある通り、これは世界的なアーティスト・西野達さんによる作品なんですね。

なにはともあれ、まずは中に入ってみました。

嘘みたいな迫力!そびえ立つ巨大な熊八さん

くつを脱ぎ、部屋に入って第一声「デカっっっっっっっっっっっ!

思わず口から声が漏れてしまいました。

とにかくその大きさに圧倒されること間違いなしです。熊八さん、マジ大きい!

普段、駅に来るたびに見ていた時も、大きいなーとは思っていましたが、ここまで大きいとは思っていませんでした。

写真では伝わりづらくてもどかしいですが、とにかくデッカイんです。本当です。

 

大きさをわかりやすくするために、温泉名人(泉聖)のサッシーこと、指原勇さんに並んでもらいました。サッシー様、ありがとうございます。

見学中、「熊八さんは本当、別府の大切な大切な人なのよー」なんて、おばあちゃんが話をしてくれました。別府市民に心の底から愛されてます、熊八さん。


近くで見ると、小鬼の“必死にしがみついてる感”がよーく伝わってきます。

 

マントの内側から支えている女の子の子鬼がいたり、マントの内側に温泉マークがついていたり、ネクタイに十字架模様があったり。間近で観るからこその発見があって楽しい!!

 

ホテルを建てる直前の駅前の様子です。

今ここがホテルになっているという事実がにわかには信じられず、頭が少しバグった感じがするのも、おもしろーい!

油屋ホテルは「別府のホテルの縮図」

熊八さんの出迎えるロビーの奥は、ベッドルームやお風呂。

油屋ホテルには、今年113年の歴史に幕を下ろした「花菱ホテル」のベッドが設置され、壁の色なども花菱ホテルを再現しています。

 

元花菱ホテルで使われていた半纏には「油屋ホテル」の刺繍が入れてあり、なんとも芸が細かいですね。

 

タオルにも、しっかり油屋ホテルの文字。

 

油屋ホテルの夜間鑑賞に当選した人だけが使える、オリジナル石鹸もありますよ。

 

こちらのソファは「ホテル白菊」のもので、現役です。気品あふれるいで立ちに、ふっかふかの座り心地。ちょっとリッチな人になった気分を味わえます。

 

素敵な木の椅子は「野上本館」から借りてきたもので、こちらも現役。いい具合に色が落ち風合いが出て、雰囲気がありますね。

別府の名だたる宿からいろいろなものを集め、それもアートして表現。アーティストって本当、いろんなコトを考え付くよな……と改めて感じました。

いつもの手湯が全身入れる温泉に変身

もうひとつの目玉、手湯の変身。

いつもは手しか浸かれない手湯なのに、全身浴できちゃう湯舟になってますよ!!!温泉マニアの方は、ざぶんと飛び込みたい気持ちになるんじゃないでしょうか?

 

ホテルそのものの洗面台やシャワーも設置済み。想像以上のホテルっぷりに、驚きの連続です。

温泉道公認・激レア限定スタンプ

油屋ホテル解放中の期間のみの、手湯スタンプ。

このスタンプは別府八湯温泉道公認なので、「スパポート」に押印できるんですよ。温泉マニアはぜひ入手すべし!

※「別府八湯温泉道」では「スパポート」を発行中。温泉88ヵ所のスタンプを集めると温泉名人になれるという、スタンプラリーがあります。

まとめ

いつも見慣れてるはずの熊八さんや手湯が、こんなにも違うものに見えるとは、まさにアートのなせる魔法のよう。

実際に行ってこそ味わえる楽しさや驚きを、ぜひあなたも体感してください!

老若男女問わず、誰もが楽しめる「油屋ホテル」は、2017年12月24日(日)まで開催中です。

油屋ホテル

施設名油屋ホテル
住所大分県別府市駅前町12-13
会期10月28日 (土) ~ 12月24日 (日)

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com