東京タワーより先輩ですよ 昭和気分を満喫できる「別府タワー」

別府湾に沿って続く国道10号線沿いに、にょっきりとそびえ立つ「別府タワー」。
東京タワーや通天閣を設計したタワー博士・内藤多仲(いとう たちゅう)が設計し、1957年(昭和32年)に完成しました。

総工費は2.8億円!現在の価格に換算すると約5.5億円になるそうです。

 

塔の側面にはでっかく「アサヒビール」の文字。
昭和の面影をがっつり残す、別府のシンボルのひとつです。

 

夜になれば、ギラっとしたネオンで存在をアピール。

国の「登録有形文化財」からの絶景を堪能

タワーへの入場料は大人1名200円、子供(小・中学生)1名100円です。
塔の下にある券売機で購入し、エレベータで展望台へ向かいます。

 

昭和の香りがぷわ~んと漂うエレベーター。
真っ赤なじゅうたんがまばゆいばかりです。

 

タワーの下部分は普通のビルで、1階にはカフェやレンタル自転車、4階にはカラオケなんかが入っています。

 

17階でエレベーターを降り、係の人にチケットを渡したら……
あとはゆっくり景色を楽しみましょう。普段では見られない「ビルの屋上」観察も楽しいですよ。

 

海に隣接しているので、別府湾が一望できます。

小さく見える人や車を見下ろして「人間がゴミのようだぁあああ!」とつぶやけば、日ごろのストレスも多少は発散できるかもしれませんね。

 

まっすぐ伸びる道路を眺めるのも、なぜかおもしろいんですよね。

景色だけじゃない!昭和チックな売店も


小さな「別府タワー神社」もあり、おみくじが引けます。

 

記念メダルだって作れますよ!
しかも自分の名前や日付を刻めます。このご時世にメダルなんて……逆に新しいかもしれません。

 

別府土産も充実。

 

ゴルゴだって温泉に入り、汗を流します。

 

大分の焼酎や、別府タワーのマスコット「三男坊」の焼酎も販売中。

 

展望台の窓の上には、別府・大分の名所やお祭りなどがパネルになって展示されています。
気になる場所が見つかるかもしれませんね。

「アサヒビール」を飲んで景色に酔うのもオツ

17階の展望台には、テーブルと椅子があります。
赤と白のギンガムチェックのテーブルクロスが、いい味。

 

別府タワーの側面に「アサヒビール」「アサヒスーパードライ」と大きく文字が記されている通り、アサヒビールが飲めるようです。

 

缶でも瓶でも、お好きな方をどうぞ。

ちなみに16階の展望ラウンジ「CELINE(セリーネ)」があり、夜景を肴にお酒をいただけます。

ちょっとしたスリルも味わえてお得

60年以上前に完成した別府タワー。
さすがにあちこちガタがきているのか、そこかしこに大きなヒビが見られます。
当然、強度に問題はなく安心して景色を眺められるのですが、ガラスに入った大きな亀裂に、ちょっとドキドキしますね。

まとめ

普段はお目にかかれない絶景と、どこなく懐かしい香りの落ち着く空間。
次回はぜひ、夜の別府タワーで大人の愉しみ方を満喫してみます!

別府タワー

施設名別府タワー
住所大分県別府市北浜3丁目10-2
電話番号0977-21-3939
営業時間9:00~22:00
料金大人200円、小人100円
HPhttp://bepputower.co.jp/

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com