「熊八伝説」は別府の名士の名を冠したクセのない芋焼酎

大分県産の芋焼酎「熊八伝説」をご紹介します。

大分県の美味~なサツマイモ「甘太くん」使用

甘太くんを使った熊八伝説

鉄輪温泉近くのマルショク(スーパー)で購入。

甘太くんというのは、大分県が推しているブランドさつまいものこと。本来甘太くんは「べにあずま」という品種のイモなのですが、収穫したべにあずまを長期保存することででんぷん質が糖へと変化し、甘みが通常の1.5倍にまで増すんだそうです。そこで初めてブランドイモ「甘太くん」が完成します。

甘太くんは大分県内のスーパーでもよく売られていて、冬場は店頭で焼き芋にしたものの販売されているのですが、これがめっぽうおいしいと評判。この芋焼酎を目にした瞬間、芋焼酎苦手なのについついレジまで持っていってしまいました。レジの手前で焼き物甘太くんも売られていたので、一緒に購入。

 

焼き芋と芋焼酎、最高の組み合わせ

ちなみに、商品名の「熊八」とは、別府の観光開発の父と呼ばれる油屋熊八にちなんでいます。しかし熊八伝説を作っている酒蔵は、臼杵市にある久家本店。なぜ別府の名士の名前を?

芋焼酎×焼き芋の極上コンビネーション

熊八伝説ロックで

昔ながらの常圧蒸留・荒濾過製法の芋焼酎ということで「…臭そう」と思いつつロックにして口に運ぶと…

うまい!!!

なんということでしょう〜!スッキリしてイモ特有のニオイはほとんど感じません。それでいてしっかりイモの味は感じるという、なんだこの芋焼酎は?

やきいもの甘太くんは、蜜の滴るネットリした食感がまるでスイートポテトのよう。芋焼酎と交互にやれば、永遠に飲み続けられるのではないかと思うぐらい、最高の組み合わせです。

 

蜜のあふれる甘太くん

別府においでの際は、甘太くんを使った熊八伝説と焼き芋甘太くんをどうぞよろしく〜!

※熊八伝説には、甘太くんを使った商品の他に麦焼酎もあります。パッケージがよく似ているので、購入する際はご注意下さい。甘太くんを使ったものは、さつまいもの皮をイメージさせるえんじ色のパッケージで、麦は黒いパッケージです。

熊八伝説

品名熊八伝説
製造元久家本店
HPhttp://www.ichinoide.co.jp/
この記事を書いた人
フジイサナエ

1977年大阪生まれ。温泉と酒をこよなく愛し、20年近く暮らした東京から、2017年春に別府へと移住してきました。