究極のごはんとおかず&ムダ話でまったりできる「食堂研究所」

別府駅の北高架商店街の入り口から、少しだけ海側に歩いた場所にある「食堂研究所」。

大きなしゃもじがデデーーーン!とあって、なんだかちょっと普通じゃない雰囲気を醸し出しています。

お店の中が見えないので、入っていいのかどうなのか……少しためらいつつ、いざ、入店!

本日の定食「さわらの西京焼き」

鼻をくすぐるいい匂いが、お店に入った瞬間ふわっと立ち込めます。煮物?お惣菜?思わずお腹が鳴りました。

 

「食堂研究所」は、メインのおかず+副菜3品+ごはん+みそ汁+つけものが基本の定食屋さんです。

 

この日の副菜メニューはこちら

  • 里芋とじゃこの和風サラダ
  • 茄子の揚げびたし
  • カボチャの甘露煮
  • 福耳唐辛子のキンピラ
  • カツオのたたき
  • しらすおろし
  • オクラのごま和え
  • オクラ納豆
  • オクラ明太
  • イチジクのコンポート
  • だしまき玉子

季節、日によって副菜はガラリと変わります。常時10~20種類くらいあるそうですよ。ただし、人気のものからなくなっていくのでご注意あれ。

 

飲み物(特にビール)が充実していて、昼からダラダラ飲んだらさぞかし楽しいだろうな……と、心の底から思いました。次回の楽しみに取っておきます 涙。

 

さわらの西京焼き、かつおのたたき、オクラのごま和え、だしまき玉子、つけもの、おあげいっぱいのみそ汁、ごはんの定食。

 

まず驚くのは、ごはんのおいしさ

お米がつやつやぴかぴかで、甘いんです。慣れ親しんだごはんなんだけど、いつもよりウマい。止まらない……!!

白飯の勢いを加速させるのが焼き魚です。さわらの身がぎゅぎゅっとしていて、噛みしめるとしみるウマさに感動しました。

 

カツオのたたきは、ぷりっぷり&ねぎたっぷりでうまーーーーーい。

 

優しい色をした出汁巻き玉子、味もふんわり優しくて、なんだか嬉しくなってきます。

 

こちらはぶりの照り焼き、副菜がしらすおろし、茄子の揚げびたし、イチジクのコンポート。

肉厚のぶりに大根おろしをたっぷりのせて、いただきまーす!

 

もうね、待ってる最中からお魚の焼ける匂いによだれが垂れそうでした。

実際食べたら身がふわっ、ウマい脂がじゅんわり、ごはん片手にガツガツ食べてしまいましたよ!

 

福耳唐辛子のキンピラは、ピリリと大人味。で、後引くうまさで止まりません。

里芋とじゃこの和風サラダは、今晩のおかずに真似させていただこう!と心の中で即決した一品です。

遊び心満載の店内

出入口の窓はお茶碗のカタチ、扉の持ち手はお箸と、楽しいモチーフが。

 

空調コントロールのパネルの上では、猫たちが一杯やっていますよ。

 

「食堂研究所」は、2015年の9月11日にオープンしました。

店長……ではなく、所長は菩々山 聖示(ぼぼやま・せいじ)さん。日本の伝統の食事や郷土料理が好きで、実際に食べに行ったり本を見たりして、日々研究しています。

18歳のころから東京の赤坂、六本木、青山などで料理店に勤め腕を磨いてきました。自らを「米中毒」と言うように、とにかくご飯が好きです。

お店で使用するお米は、大分県産の「山香米」。お店で精米しています。

 

炊飯器にはこだわり、羽釜構造の最新家電を導入中。

「でも今、これよりイイのが出てきちゃって……」と、次の炊飯器を狙っているようです。

たくさんの品数がある副菜ですが、どうやってメニューを決めるのかたずねると「白ごはんに合うおかず」が大前提だと教えてくれました。

料理の材料も、大分近辺のものを使用し、基本は自分が食べたいもの、好きなものを作っているそうです。

雑談に花が咲く個性豊かなメンバー

研究所員こと、店員さんも気さくでとってもおもしろい人たちでした。

すぐいなくなって、戻ってくる謎の男・お大師さんは、自称エスケイパー

エスケイパー?なにそれ?と聞いてみると、どうやら“すぐに仕事をエスケイプする人”という意味らしいのです。

その話を聞くやいなや、べっぷるカメラマンの宮川マロが、俄然話に喰いついてきました。

 

「今までやったバイトでどれだけ早く辞めたか自慢」が繰り広げられる店内。あまりにアレなので内容は割愛しますが、どちらもすがすがしいほどのクズっぷりでしたよ。

もうひとりの所員、藤崎友子さんは、とってもお話しやすいお姉さん。

昔、別府の町を走っていた宣伝カーで「水中ヌードショー」なるものがあったそうで、ストリップ劇場も4件以上はあったとの貴重な情報をいただきました。当時の様子がますます気にります……!!!!

まとめ

とびっきり美味しいごはんと、なんだかほっとするおかずを食べられるお店「食堂研究所」。

一体何を取材に来たのかも忘れ、アヤシイ話題で大盛り上がりしてしまいましたが、本当に楽しい時間でした。

どのおかずを食べても、決して外れはありません!懐かしいような気持ちになるごはん、ぜひ食べてみてくださーーーーい!

食堂研究所

店名食堂研究所
住所大分県別府市駅前本町9-7 高崎ビル1F
電話番号090-9488-4135
営業時間11:30~15:00(L.O.)
定休日月曜、土曜、日曜

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com