湯けむりゾーンで楽しむ期間限定インドカレー「カレーや 臼と杵」

鉄輪すじ湯のすぐそば「古本とコーヒーとクッキーの店 ゆめ十夜」内にて、2020年4月末までの期間限定で営業しているのが、「カレーや 臼と杵」です。

 

嶋田豪さんと園田凌さんのふたりが作る、本格派インドカレー。仕入れによって変わりますますが、基本2は種類、多くて3種類のカレーが選べます。

 

ふたりの「ご挨拶」。丁寧なおふたりですね。

猪肉のビンダル(1,200円)

南インド・ゴアの料理。煮込み料理であるビンダルの黒色の正体は、竹炭パウダーです。

 

ゴロっとした猪肉は国東半島産。別府産のものを使用する日もあるそうです。

 

お皿に盛られているのは、ムラコアチャール(大根の漬物)、じゃがいも・ゴボウのサブジ(炒め煮)

 

レタスと水菜のサラダ、人参のラペ、きびなごと豆のアチャール。

 

そしてウラドダールダル(ケツラアヅキと大分県産菜の花の豆のスープ)です。

 

大分県産のお米の上には、お店で焼いたチャパティ(薄いナンのようなもの)が添えられています。

まずはカレーをいただき、その後混ぜて食べるもよし、少量ずつ食べるもよし、ご自由にどうぞ。手で食べるのが一番ですね!とは園田さんのアドバイスです。

鹿のニハリ(1,200円)

北インドの料理で、断食明けの王様が食べていたというカレーです。

 

それならば、軽めでサラサラ食べられるのでは……と思いきや、スパイスにドライフルーツ、ナッツまで入ってガツンとしてリッチな一皿でした。

思い立ったら即行動!な男ふたりのカレー屋さん

嶋田さんと園田さん、ふたりが知り合ったのは3~4ヶ月前の愛媛県。そして今、別府でカレー屋さんを営業しています。なんと軽やかな身のこなしでしょう。

何度もインド訪問している園田さんが、現地の店で食べて覚えた味を再現しつつ、アレンジしたカレーを提供しています。

「お店の人に作り方聞いても、教えてくれなかったなー」と、インドでの生活を回想していました。

 

20歳のころ、節約のために作ったのが、園田さんのカレー作りのはじまりでした。

「結局ルーが決め手」だとカレー作りに飽きたころ、友人に教わったスリランカカレーのペーストにどハマり。しかし、またしても「結局ペースト」だと悟ってしまったのです。

その後、スパイスから作るカレーの作り方を教わったのが21歳。そして27歳の現在に至ります。

旅の思い出話、別府に来てすぐのサバイバル生活の様子、聞けば聞くほど楽しい(でも公にはできない)話が飛び出します。

 

現在、出前営業も検討中。なにせ根っこが旅人なので、いつまで別府にいるかわかりません。

風任せな旅人ふたりが作りだす、今後が楽しみな本格派カレー!気になるあなたは、すぐに足を運びましょう。テイクアウトや出前も対応中です。

「古本とコーヒーとクッキーの店 ゆめ十夜」

コーヒーを飲みながら、ゆっくりと自分時間を過ごせる「ゆめ十夜」。

 

たくさんの古本に囲まれる場所。本の裏に値段が書いてあれば、購入も可能です。

 

「べっぷ優ゆう」さん手作りの美味しいクッキーも販売しています。

「カレーや 臼と杵」の情報

住所大分県別府市鉄輪井田1
営業時間11:30~15:00/18:00~21:00頃 ※カレーがなくなったら終了
定休日月・火・水
駐車場なし

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com