鳥と演歌と黄色いテント「赤松温泉」で特異な入浴体験

黄色いテント張りの天井
囀る鳥の声と鳴り響く演歌
体育館ほどの広さで5つに仕切られた温泉

ナンダココハNandakokohaな・ん・だ・こ・こ・は!!!!!!?

世にも特異な手作り温泉をご紹介しましょう。

第一印象からインパクト大!黄色×赤=赤松温泉

別府方面から行く場合は国道10号線、ハーモニーランドを少し通り越した場所にある「赤松温泉」。道を挟んだ向こうには、お城も見えています。

目印は黄色い建物に赤く浮かび上がる温泉のマーク。

 

駐車場に入るとまず目に留まるのは、まっ黄色の食堂。「お食事処 赤松屋」と記された横には「←赤松温泉」の文字が記されています。

剥げかけた赤色にグっと心を掴まれますね。

 

どでかいキリンのオブジェ、強力な目ヂカラ!!

 

矢印通り進みむと、だだっぴろい駐車場の奥の方に温泉がありました。

 

建物そばには大きな犬小屋があります。5匹ほどの柴犬がお出迎え!勢いよく吠えてきますが、ものすごーくかわいいです。まじカワイイです、犬!!!

 

受付とかかれた部屋の中で、だいぶくつろいだ様子のご主人を発見。声をかけました。

 

お金は先払い、ご主人に手渡しましょう。カメラを向けると笑顔は消えてしまいましたが、気さくにお話できるので安心してください

 

浴室の扉を開ける前から、ワクワクがとまりません。言葉のセンス!

です「ぞ」がニクイ。

スピーカーから流れくる演歌と鳥の合唱のハーモニー

足を踏み入れてまず驚くのは、鼓膜に突き刺さる鳥の声と大音量の演歌。どちらが欠けてもだめなんです。鳥も演歌も譲れません!!

……ちょっと、騒々しくはないかい?なんて思うのは、野暮ってもんです。

 


だだっ広い浴場。とにかく黄色い。晴れた日には、もっと黄色が強いんだろうな……

 

写真の水槽は男湯のもの。残念ながら、女湯にお魚はいませんでした。

 

ほんのりヌルヌルした、肌に良さそうなお湯です。

 

お風呂は5つに区切られており、それぞれ温度が異なります

男女の温泉の境目付近、大きな岩にしめ縄のまかれた方が熱く、脱衣所のそばが一番ぬるい温泉です。

熱い湯の奥、廊下側は限りなく水風呂に近い温泉でした。

 

先に入浴していた女性が、子連れの筆者に話しかけてくれました。

「ここは初めて?」

「はい、そうです」

ここに来るのは大体が地元の人なんよ。あ、左から2番目のシャワーは出が悪いけん、他使いよ。ゆっくりどうぞー」

こんな平和なやりとりをして、女性はほどなくして出てゆきました。ちなみに、シャワーも温泉だそうですよ!

 

少しすると、今度は魔女っぽい女性が登場しました。鳥たちに餌をあげているようです。

「男湯にも同じくらい鳥がいるんですか?」

「さぁどうかしらねぇ~?主人の趣味だから」

「女湯の餌やりは奥さま担当なんですね」

「そうよー。さすがに旦那は女湯に入れないじゃない?だから私が餌あげてるのよ。外の犬も旦那の趣味。前はちょっと有名なブリーダーだったのよ」

なんて話も聞けました。

 

筆者が女湯でアレコレ楽しんでいる頃、男湯を満喫していたカメラマン。居合わせた常連のおっちゃんと、話に花を咲かせていたようです。

仕入れた情報は下記の通り。

 

・ここは長距離トラック運転手に大人気の休憩スポット(駐車場もやたら広いし!)
朝や夕方に混雑する
・狙い目は11時~14時ごろ、あまり混雑してない
ちょうどいい温度と成分(別府の温泉では強すぎるらしい。もちろんおっちゃんの独断と偏見)

時間の流れがマジおかしい…老若男女が長湯必至

鳥はいっぱいだし、プールみたいな水風呂はあるし、おまけにほぼ貸切状態。娘は終始大はしゃぎでした。

 

扉の前の注意書き「お子様のはしゃぎすぎには十分気をつけてください」という警告は、本当に本当に本当でした。

 

子供だけではありません。大人だって気づかぬうちに罠にかかっているのです。

 

……あれ、時計おかしくない???と何度も見直しましたが、気づけば脱衣してから2時間程度が経過。あれれ、いつの間に?

 

鳥の声と演歌の演出が体になじみ、心地よく感じてくる頃、あなたはもう「赤松温泉」の虜。

 

熱い湯に浸かってから水風呂、気分を変えてぬる湯、次はまたちょっと熱いの、そしてぬるいの……これを繰り返してしまう不思議。まさにエンドレス!

 

赤松温泉は時空が歪んでいる

そんな妄想も、あながち嘘ではないと思えてしまう「赤松温泉」。ぜひあなたも、不思議な時間の流れを体感してみてください!

動画

「赤松温泉」の情報

住所大分県速見郡日出 町大字藤原6371
電話番号0977-72-8310
営業時間9:30~21:00
定休日第1・第3火曜日
駐車場200台!!!
入浴料300円

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com

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