流川通りを通るたび、気になっていたお店「だるま食堂」。よし、行こう!とお店に足を運ぶと、いつもタイミング悪く閉まっていたんですが、この日はのれんが出ていました!
常連客しか受け付けません!というバリアのようなものが漂っており、まずは軽く躊躇しました。
あれ?お店ののれんに近寄ってよく見てみると……
年季の入ったのれん!
少々入りづらいですが、意を決して扉をあけました。
全体的に濃い茶色!食器棚とビールケース、ビニールの床キターーーーー!
そして小上がり、折りたためるテーブル、しんなりした座布団!!!
たまらん雰囲気に大興奮っっっ!!!!!
「こんにちはー」との筆者の声に、奥から笑顔のおばちゃんが登場しました。
定食
まず驚くのは価格帯。え、え?コレで本当にいいの?安すぎませんか???
そして気になる、メニュー「定食」。定食ってなんですか?って聞きますよね?すると、すっごい優しい笑顔でメニューを教えてもらえちゃうんです。
定食の内容はとり天、とんかつ、コロッケ、いも天、野菜天、玉子焼き、トマト、千切りきゃべつ、そしてごはんとお味噌汁。
特にコロッケ、もうめっちゃイイ!昔ながらの懐かしい味で、じゃがいもたっぷり、人参やひき肉も入ってるぅぅぅぅ!!!!
お肉も野菜もモリモリの大盛大サービス!これで550円です。本当です。
「出すの忘れちゃってたわ、ごめんね!」と半分以上食べてからお漬物も出てきました。
たくあんの下から現れたのは、「だるま」の文字。若干「だろま」になっているところにロマンを感じますね。
でっかいお茶碗(どんぶり?)にも、「だるま」の文字!昔は出前などもやっていたようです。
ラーメン
豚骨スープのラーメンです。ネギ、ゴマ、チャーシューとシンプルながら、しっかり味があるのにあっさりしていて食べやすーい!
がっつり油ギトギト系ラーメンが苦手な筆者には、ちょうどよい塩梅。ペロリとたいらげてしまいました。
はい、出ました「だるま」!この手書き文字感がたまりません!!!
ほかにもハヤシライスやカレーライス、親子丼やかつ丼、うどん、ラーメンに冷麺にそうめん。幅広いメニュー展開です。
「おかず」というメニューは……なんだろう、定食のごはんなしバージョンかな?
時の流れが止まった場所
なつかしさしか感じないテーブルと、花瓶の造花にグっときます。
黒がしょうゆ、赤がソース(書いてないので迷う)!
20年前から変わらない価格設定の「だるま食堂」。ご主人亡きあと、お母さんひとりで切り盛りしています。
「病気がちだからね、体がなまらないように趣味で店をやっているようなものなんよ。儲けなんかほとんどなくてね、むしろ赤字なのよー」。とほほえむおばちゃん。
お客さんがたくさん来ると対応が大変だわーと、心配されていました。
もしも店内が混雑していたら、雑誌や新聞を読んで気長に待ちましょう。
ひと昔前の雑誌を眺めるのも楽しみのひとつ!!!
まとめ
すべてが茶色に変色した店内で、ほぼ500円前後のメニューをいただきまーす!
優しいおばちゃんの笑顔と、あったか~いお茶と、新聞と、テレビと。アナログ時代をしみじみと体感できる、ずーっと大切にしたいお店です。
「だるま食堂」情報
住所 | 大分県別府市青山町1-4 |
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電話番号 | 0977-23-2488 |
営業時間 | 10:00~14:00 |
定休日 | 日・祝祭日、不定休 |
駐車場 | なし |
べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
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