“ダイナミックな滝のお風呂”で有名な「夢幻の里春夏秋冬」のもっと奥、本当にこの道で大丈夫かな……と心ぼそくなってきたところにあるのが、「五湯苑」です。

こんなトンネルや

こんな看板を目印に奥へ奥へと進むのです！さぁ、怖がらずに！！！

あれ、ここ森の中？ってな具合に、ものすごーーーーい秘境感を味わえる手作りの温泉「五湯苑」。

大人ひとり500円（小学生200円、幼児無料）の入苑料　を支払えば貸し切り露天風呂＆地獄蒸し釜、バーベキュー場、その他を使い放題！ひゃっほーう！！

現在、料金体系が変わっています。※入苑料 200円、浴室使用料 1,000円（2人まで）・1,500円（3人以上）。蒸し釜の利用は有料です（2019年10月現在）。

入苑料を支払ったら、おじちゃんに洗面器を手渡してもらえます。　

すべて貸し切り露天風呂！

入苑してすぐにあるのは、お風呂でなく「厠」です。トイレでなくかわやです！渋くて素敵っ！！！

山の斜面に5つ建てられた小屋、すべて露天のお風呂です。

それぞれに趣がちがい、植物の名前がついています。

背後が山になっているため、夕方ともなると陽が隠れてしまいます。陽の光を浴びながら入浴するなら、お昼ごろまでに行きましょう！

脱衣場とお風呂は別れているタイプ。

青白いお湯。扉を開けた時、正直声が漏れちゃうほど感動します！

光の加減や日によって表情を変えてくれますよ。

山の中の小屋という感じで一つひとつが離れているので、多少騒いでも大丈夫。

とにかく景色がめっちゃいい！四季折々の花や木を楽しみ、ゆったりくつろいでください。

裸で叫んでも、大丈夫。

店員のおっちゃんは、かなり素っ気ないんですが……そのツンデレ感がたまりません。

見たこともないシャンプーも置いてありまっせ。

蒸し放題！時間制限・タブーなしの地獄蒸し体験

釜は全部で6つ。勢いよく蒸気が吹き出しています。

テーブル席と靴を脱いで上がる板の間があります。お好きな場所に陣取りましょう。

「鶏丸ごと 約60分」の表示。これはつい挑戦してみたくなります。

イモ類など時間がかかりそうなものは、入浴前に釜にセット。入浴後にはいい具合に蒸しあがっているという段取りです。

あらかじめ食材を切っておくとラク。でも、野菜は丸のまま蒸すのも美味しくておすすめですよ。

 ハサミや包丁などもありますよ。

怖がらないで！ときどき「熱っ！」ってなるけど、たいがい思ったほどの難関ではありません。さぁ、食材をぶちこむのですっ！！！

もくもく蒸気のあがる地獄窯へ、食材の入ったざるを沈めます。

蓋をして、適当な時間待ちましょう。きちんと蒸せていなかったら、再び蒸せばOKです。思ったより早く蒸しあがるので、特に野菜なんかは短めの時間がいいかもしれません。

何を蒸しても大丈夫！ただし、チーズやおもちなどくっついてしまう系のものは避けてください。あとは食べたいものを食べたいだけ、どうぞ。

この日はやりませんでしたが、せいろにざく切りきゃべつを敷き、豚バラ肉を散りばめて5～10程度蒸し、できあがりをポン酢で食べたら最高ですよ！！！！！

地獄蒸したまごは鉄板のうまさ。

タマネギってば、こんなに甘くなっちゃって！！！ポン酢で食べるのが好きなんです。

日によっては、五湯苑の無人販売に椎茸などの野菜が置いてあるので、それを蒸してもイイですね！！

名も知らぬ魚が、ほのかな塩加減で旨し！

もーーーーーーーーーー！

何を蒸してもおいしい、そして、た・の・し・い！！！

家で食べるより、いろんな意味でめっちゃワイルド。正直、虫も来るし、外だし、暑いし、寒いし、雨降ったら大変。

でもでも、そんなことが全部吹き飛ぶおもしろさとおいしさが待ってます！！！

楽しく美味しく食べ終わったら、使ったものは洗って返しましょう。

まとめ

お風呂も地獄蒸しも、本当に本当にめっちゃ最高！

家族で何度もリピートしていますが、いついっても楽しすぎて楽しすぎて……。不定休なので、事前に電話確認してから行くのがおすすめです。

家族みんなで、友達みんなで、近場の秘境を楽しんでみましょー！

五湯苑の情報

泥ぬ マコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター･編集。夫･娘･犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画･構成･編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com