国道10号線から行くと信号「餅ヶ浜」を線路側に曲がり、通り沿いにずっと坂を上ります。
幸通り「石垣2丁目」の信号も「別府市立中部中学校」も通り過ぎしばらくすると、右側に現れるのが「olovo(オロボ)」です。
「olovo」のオープンは、2016年2月。ろばた焼きのお店を改装して作られた雑貨屋&喫茶店です。
店の前には、炉端焼きの頃の立派な看板が残っています。
お店に入る前の看板がフレンドリーでイイですね。
アイス型をした焼き物のオーナメントに、テンションが上がります!
扉を開けるとすぐは、通路になっています。店員さんの姿がすぐに見えないので心配になりますが、大丈夫ですよ。
右の棚には面白そうなチラシがたくさん置いてあるので、要チェック。
店内は、白い壁と木のぬくもりがほっと落ち着く優しい空間。
カップル、女性客の他、仕事帰りのサラリーマンがご飯を食べに立ち寄ることも多いそうです。
女子高生もよく遊びにくるんだとか。
……いいですねいいですねいいですね!
甘酸っぱい香りがしそうですね!!
可愛いだけじゃない!ひとクセある雑貨が目白押し
店内には、国内のアーティストのハンドメイド作品や輸入雑貨などが勢ぞろい。
お店に置かれている商品のコンセプトは「ちょっと変わっているもの」だそうです。
輸入雑貨はドイツ、チェコ、フランスなどからのモノが中心。
店内は、上から下まで雑貨がいっぱい。よく見ないと見落としてしまいそうなところにも商品があるので、しっかりと探しましょう。
可愛いけど、どこかシュールだったり、なんか面白かったり、ほのぼのしたり、めずらしかったり。
乙女心をくすぐりつつ、可愛いだけじゃない何かを隠し持った雑貨達が勢ぞろいしています。
筆者のお気に入りは「UFOに吸い込まれる犬」!なにコレ最高!!
アクセサリーも多数。思わず凝視したくなるほど、細かく繊細な仕事っぷりにうっとりです。
店長イチオシ&人気商品の雑貨たち
マルシェ紙袋
コレクションやプレゼント用に購入する人が多いという紙袋。
今はもうやっていないパン屋さんの袋だったり、不思議なイラストが魅力的だったり、なんとも味わい深い紙袋です。
loosy goosey
海外の生地で作ったハンドメイドのワンピースやお洋服。アニマル柄をはじめ、珍しい柄がいっぱいです。
特にダブルガーゼのワンピースが人気で、入荷したそばからスグに売れてしまうと言います。
ハンドメイドワンピースって、大体お値段が高めなんですが……、こちらの商品はずいぶんと控えめな値段設定ですよ!
雑貨屋さんには珍しく試着室も完備!
サイズを確認してから購入できるので嬉しいですね。
くつ下
厚手だけれど吸水性バツグン&速乾性。タオル地のくつ下は、夏にぴったりです。
サラッとした履き心地がおすすめ。
やたら足汗がひどい筆者にはうってつけのくつ下!
花束ピアス&イヤリング
本物のドライフラワーの花束がピアスに!
ミニチュア作品を見ているような感じで、細かい細工に惚れ惚れします。
ひとつひとつカタチが違うので、気に入ったものがあれば即買い必須!同じものには二度と出会えません。
遊び心満載のおやつプレート&牛すじカレーがウマい!
「雑貨喫茶」の名の通り、飲食も充実しています。
牛すじ煮込みカレー
カレーが黒いのは、なぜだろう??と聞いてみると……
「カレーは黒いのがおいしいよね!」
ということで、店長とスタッフさんの意見が一致したそうです。
カレー粉をよーく焦がすのが、黒くするポイント。
生クリームがかかっていて、辛すぎずマイルドなカレー。
牛すじがとろっとろで、まろやかウマーーっ!!!
おやつプレート
お店の1番人気は、日によってメニューが違う「おやつプレート」です。
この日は下記の3品。
- ストロベリーのレアチーズムース
- はちみつとレモンのパウンドケーキ
- 塩バタークッキー
もーーーーーっ!ネコ顔クッキーが可愛すぎてメロメロです。
こんなにボリューミーで350円とは安いっ!!
ちなみに、おやつプレートを注文したのは「書肆ゲンシシャ」の店主、藤井さん。
「とにかくおいしい!そして店主がかわいい!」とのこと。
ピンクグレープフルーツジュースを飲みながら、満面の笑みを浮かべておりました。
クリーム梅ソーダ
夏季限定の涼しげな「クリーム梅ソーダ」。
アイスとソーダの中間にあるシャリシャリ、たまりませんよね。
飲食する場合は、カウンター席でもテーブル席でもお好きな方でくつろぎましょう。
一人で遊びに行くなら、カウンター席へどうぞ。店主さんたちが喋ってくれるので楽しいですよ。
1~2時間くらいゆっくりしていく人が多いそうです。
喫茶スペースの至る所にも、可愛らしい小物が置かれていますよ。
広々ゆったりの店内で思い思いの時間をどうぞ
天井が高く外からの光もたっぷり入る店内は、とっても明るく気持ちのいい場所です。
漫画や本なども自由に読めます。
女子高生には「誕生日占い」の本が人気の様子。
イスの座面は、手作業で張り替えているそうです。
炉端焼きの時に使っていた紺×白の純和風のものだったので、自分たちでリメイクしたんだそう。
お店では、不定期にワークショップも開催中です。
小物づくり、マッサージ、占いなどなど内容は多種多様。
店長さんたちもよく参加するそうです。
インスタグラムやフェスブックで告知しているので、気になる人は要チェック!
常連になったら、ぜひポイントカードを作成しましょう。
ついつい忘れちゃうという人は、お店に置いておけますよ。
高校生からの夢を実現!紙&くつ下好きの店長さん
店主の内田早紀さん(写真左)は、別府生まれ別府育ち。
福岡県でモノづくりの短大を卒業した後、そのまま福岡のセレクトショップにてアルバイト、就職しました。
別府に戻ってからは、旅館で仲居さんをしたこともあるそうです。
その後、おじいちゃんおばあちゃんが経営していたろばた焼き店を改装し「olovo」を開店しました。
現在でも、おばあちゃんが2階に住んでいるそうです。
紙とくつ下をこよなく愛する店主さんは、とっても優しい笑顔が印象的。
ふわ~っとした雰囲気に、思わず癒されてしまいます。
「お酒を買っても、いまだに止められちゃうんですー」
というベイビーフェイス。確かに、アラサーには全く見えません。
はーーーーーかわいい!!
ビビッドでPOPなイラストレーター!スタッフ伊賀さん
スタッフの伊賀詩穂里(写真右)さんは、福岡県出身のイラストレーター。
短大時代に店長さんと出会い、2016年からお店のスタッフになったそうです。
お店で販売中の伊賀さんの作品。
珍しいイラストやパッキリした色使いが特徴です。
伊賀さん手書きのピアスを付ける店主。
蛍光色がパっと明るくてインパクトがありますね。
50~70年代くらいのレトロPOPな柄や色使いが好きだという伊賀さん。どんな時にイラストを思いつくんですか?と聞いてみたら
「んー、ふと思いつきます」
とのこと。
絵心のない筆者、イラストレーターの秘密に迫ろうとしましたが……撃沈です。
「店主とはリズムが一緒で、話をするときはずーっと喋って、喋らないときは「仲悪いの?」って心配されるくらい喋らなかったりするんですよ。でも、ふたりの仲はとってもいいので心配しないでください」
とのこと。ふたりの会話がない時は、ふたりともただ静かにしているだけだそうですよ。ご心配なく!
まとめ
店主の大好きな雑貨たちがひしめきあった店内は、あれも欲しいこれも欲しい!と欲しいモノだらけになって大変!!
他ではなかなかお目にかかれない1点物もいっぱいあるので、一期一会の出会いを楽しみましょう。
喫茶メニューもリーズナブルでおすすめです。
雑貨巡りだけでも、喫茶だけでも、両方トコトン楽しむのもOK。
あなたなりのまったり時間を過ごしてみましょう。
olovo(オロボ)
メニュー
MENUではなく、NEMUなところがポイント!
※写真は2017年7月現在のものです
店名 | olovo(オロボ) |
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住所 | 大分県別府市東荘園町4丁目2組A |
電話番号 | 0977-51-5459 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 木曜日 |
駐車場 | あり(8台) |
https://www.facebook.com/Olovo-%E3%82%AA%E3%83%AD%E3%83%9C-1543869429260638/ | |
https://www.instagram.com/olovo24/ |
べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com