大分屈指のエロスな珍珍珍スポ「幸徳観音」

車通りの少ない道路をひた走ると、水色が目にまぶしい壊れかけ……いや、少々さびれた小屋?が出現。

これが知る人ぞ知る「幸徳観音」です。

子宝観音

ででーんと黒光りする巨大な彫りもの、子宝観音。全長は3m以上、重さも400kgを超えるとか。堂々たる存在感です!

 

斜め上から見下ろした感じも、なんともリアル。

 

お賽銭箱に拝観料としてお金を投げ入れます。

 

小屋の脇にある石段をのぼりましょう。

 

大丈夫、矢印看板もあるので迷いません。

 

意外と疲れる石段を登りきると、ちょっとした丘の上です。

丘の上に佇むアレ天国

ここに建つお社(?)の中には、どうしようもなくワンダーな世界が広がっています。

 

まずは看板絵の黒光りっぷりに惚れ惚れしましょう。「お参りご苦労様です」の文句が心にしみますね。

 

右を見ても左を見ても、上を見ても下を見ても、横をみても……珍!珍!珍!

 

ズラリ並んだ個性豊かなアレがこれでもかと並んでいます。

長いもの短いもの、太いもの細いもの、大きいもの小さいもの、みんな違ってみんないい!?もしかして、あなた自身に似ているものがあるのかもしれません。

 

ヴィーナス像や春画、ご祈願の短冊が良いアクセントになっています。

 

触るな危険ではありません。さわってなでなで、ですよ。サービスが細かいなー!

 

この空間にいるだけで、あらぬパワーが湧いてきそうです。

 

社の真ん中、神棚の上の天井にほど近い場所。布で覆われた怪しげなものがありました。

 

小さなアレの付いた紐を引っ張ってみると……

 

/と・び・出・し・た!\

わーい!

サービス精神から生まれた観音様

幸徳観音から道路を挟んで建つお店「焼肉苑 幸徳」の店主・幸徳(ゆきのり)さんにお話を聞きました。

「この辺りにはもっとお店もいっぱいあったけど、人も店もなくなって寂しくなって。不景気だからみんが元気がなかったんですよね。みんなを元気づけようと思ってはじめたのがきっかけ。アレ見たらだいたい笑ってくれるから」

 

30年程前から掘り続けているそうです。お店の中には、神楽の面が飾られていますが、これもすべて自作なんですよ!ひょえーーーーー!確かな腕前。

 

遠目にはかわいらしい、よく見るとちょっとグロいものはストラップ。

 

塗装なし(500円)は数時間でで完成するものの、塗装あり(1,000円)は2~3日かかるそうです。塗料を乾かす時間が必要なんですって。

 

幸徳観音には、御朱印もありますよ!!!

 


ニヤニヤが止まらず、思わぬ元気をもらえる場所「幸徳観音」。気持ちが沈んだら、ぜひ足を運んでみてください。

大笑いしているうちに、なんとかなるかーってな気持ちになることでしょう。

「幸徳観音」の情報

 

住所:大分県豊後大野市千歳町船田2011-1

この記事を書いた人
泥ぬマコ

べっぷる編集長。ビーベップ編集長。フリーランスのライター・編集。夫・娘・犬と一緒に別府へ移住してきました。PR記事や取材記事、キャッチコピーや企画・構成・編集も請け負っています。
ブログ→泥ろぐ http://doronumako.com